給湯器のエラーコードが表示されたときは、まずリモコンに表示されたコード番号を確認してください。エラーコードによって原因と対処法が異なります。一部のエラーは自分でリセットできますが、安全に関わるエラーコードは必ず業者に連絡してください。
給湯器のエラーコードが出たときの初期対応
- エラーコードの番号をメモする リモコンに表示されているコード番号(例:111、632、E9など)を必ずメモしてください。
- 給湯器の電源を一度切って入れ直す(リセット) 軽微なエラーはリセットで解消することがあります。リモコンの電源を切り、30秒〜1分待ってから再起動します。
- ガスメーターを確認する ガスメーターの赤いランプが点滅している場合はガス遮断が起きています。メーターのリセットボタンを押してください。
- エラーが繰り返す場合は使用を停止する 同じエラーが繰り返す場合は機器の異常です。使用を停止してメーカーまたは業者に連絡してください。
エラーコードが表示されているときに無理に使用し続けると、機器の損傷が進んだり、最悪の場合ガス漏れ・一酸化炭素中毒の危険があります。
主要エラーコードの原因と対処法
不明点がある場合は、迷め額の原因が重なることもあります。宗方業者に相講して確実に修理することをおすすめします。
点火エラー(111・112・103など)
給湯器が点火できないときに表示されます。最もよく見られるエラーです。
主な原因:
- ガスの供給停止(ガス料金未払い・元栓が閉まっている)
- 強風による立ち消え(屋外設置の給湯器)
- 点火プラグの汚れ・劣化
- ガスメーターの安全装置作動
自分でできる対処法:
- ガスの元栓が開いているか確認する
- 他のガス機器(ガスコンロ)が使えるか確認する
- ガスメーターの赤ランプ点滅→復帰ボタンを押す(30秒待ってから通常どおり使用)
- 強風時は風が収まってからリセットを試みる
- リセットを3回試みてもエラーが続く場合は業者へ連絡
排気・給気エラー(180・181・632など)
排気口や給気口が詰まっているときに表示されます。
主な原因:
- 排気口・給気口に鳥の巣・落ち葉・ゴミが詰まっている
- 積雪による閉塞(冬季)
- 排気筒の詰まり・変形
対処法:
- 給湯器の周囲・排気口・給気口を目視で確認する
- 異物が詰まっている場合は取り除く(素手で触れる範囲のみ)
- 積雪の場合は雪を取り除く
- 排気筒の変形・損傷は業者に修理を依頼する
過熱・温度センサーエラー(290・291・330など)
機器の過熱または温度センサーの異常を検知したときに表示されます。
主な原因:
- 水量不足・断水による空炊き
- 温度センサーの故障
- 熱交換器のスケール(水垢)蓄積
対処法:
- 水が出るか確認する(断水の可能性)
- 電源をリセットして再試行
- リセット後も繰り返す場合は業者対応が必要
水漏れ検知エラー(632・750など)
給湯器内部または配管からの水漏れを検知したときに表示されます。
対処法: 水漏れは自分での修理が困難です。給湯器周辺を確認し、水漏れ箇所があれば給湯器の水側元栓を閉めて業者に連絡してください。
一酸化炭素検知エラー(E9・888など)
一酸化炭素センサーが反応したときに表示されます。最も危険なエラーです。
対処法:
- 即座に換気扉・窓を開ける
- 給湯器の使用を停止する
- 室外に避難する
- ガス会社・業者に連絡する
このエラーが出た場合は絶対に自分でリセットしないでください。
メーカー別エラーコード早見表
| メーカー | 点火エラー | 排気エラー | 水漏れ | 一酸化炭素 |
|---|---|---|---|---|
| ノーリツ | 111・120 | 180・181 | 750 | E9 |
| リンナイ | 111・103 | 632 | 632 | 888 |
| パロマ | 111・112 | 181・182 | 661 | C9 |
| 大阪ガス(OEM) | 111 | 180 | 750 | E9 |
※エラーコードはシリーズ・年式によって異なります。取扱説明書またはメーカーサイトで確認してください。
給湯器の取扱説明書にはエラーコード一覧が記載されています。取扱説明書は給湯器本体に貼り付けられているか、メーカーサイトでPDFをダウンロードできます。
自分でリセットできるエラーと業者対応が必要なエラー
| 自分でリセットOK | 業者対応が必要 |
|---|---|
| 元栓閉め忘れによる点火エラー | 繰り返す点火エラー |
| ガスメーター遮断 | 水漏れ検知エラー |
| 強風による立ち消え | 一酸化炭素検知エラー |
| 排気口の異物詰まり(表面のみ) | 過熱・センサーエラー(繰り返す) |
| 積雪による排気閉塞 | 内部部品の故障エラー |
給湯器のエラーで業者を呼ぶ目安
・リセットしても同じエラーコードが繰り返す
・一酸化炭素検知エラー・焦げくさい臭いがする
・給湯器本体や配管から水漏れがある
・エラーコードなしでお湯が出ない状態が続く
・設置から10年以上経過していて故障頻度が増えた
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給湯器の法定耐用年数は6年、実際の平均寿命は10〜15年です。10年以上経過した給湯器でエラーが頻発する場合は、修理より交換の方が長期的なコストを抑えられます。交換費用の目安は工事込みで10〜25万円です。
給湯器のエラーコードに関するよくある質問
Q:給湯器のエラーコードが頻繁に出るようになりました。寿命ですか?
給湯器の平均寿命は10〜15年程度です。同じエラーコードが頻繁に繰り返されるようになった場合、部品の劣化が進んでいるサインです。特に点火系のエラーや排気系のエラーが繰り返される場合は、イグナイタ(点火装置)・バーナー・排気センサーなどの部品交換が必要なことがあります。修理して使い続けるか買い替えるかは、機器の年数と修理費用のバランスで判断してください。一般的に修理費用が新品価格の50%を超える場合は買い替えを検討することをおすすめします。
Q:エラーコードが出てお湯が使えません。今夜はどうすればよいですか?
給湯器が使えない緊急時の対処として、まずリセット(電源の入れ直し)を試みてください。ガスの元栓が開いているかも確認してください。それでも改善しない場合は、今夜のお湯の確保として電気ケトルや鍋でお湯を沸かすことで凌いでください。翌朝一番でメーカーのサポートセンターまたは設置業者に連絡してください。多くのメーカーは365日24時間のサポート窓口を設けています。特に冬場の故障は凍結や生活への影響が大きいため、緊急対応を依頼できるサービスを利用することをおすすめします。
Q:給湯器のエラーコードはどこで調べられますか?
エラーコードは取扱説明書のエラーコード一覧で確認できます。取扱説明書が手元にない場合は、メーカーの公式サイトで機種名と型番を入力するとPDFがダウンロードできます。また、各メーカーのサポートセンターに電話するとエラーコードの意味と対処法を教えてもらえます。主要メーカーのサポートは次のとおりです。ノーリツは0120-977-806、リンナイは0570-036-905、パロマは0570-059-735です。エラーコードと機器の型番をメモした上で問い合わせると対応がスムーズです。
Q:ガスの元栓は確認したのにエラーが続きます。次に何を確認すべきですか?
ガスの元栓が開いており他のガス機器も使える状態でエラーが続く場合、次に確認すべきは給湯器の排気口・給気口の状況です。鳥の巣・落ち葉・虫の侵入などで詰まっている場合があります。次にガスメーターの状況を確認してください。メーターに付いているマイコン安全装置が作動してガスを遮断していることがあります。確認してもわからない場合は、ガス会社またはメーカーのサポートに連絡して点検を依頼してください。点火系の部品消耗が原因の場合は交換修理が必要です。
まとめ:給湯器のエラーコードが出たときの対処法
- エラーコードの番号をメモして原因を特定する
- 点火エラーはガスの元栓・ガスメーターを先に確認する
- 排気エラーは給気口・排気口の異物詰まりを確認する
- 一酸化炭素検知エラーはすぐに避難・業者に連絡する
- リセットを3回試みてもエラーが続く場合は業者対応
- 10年以上の機器は修理より交換を検討する
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