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エアコンの室外機が動かないときの原因と対処法|修理費用の目安

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エアコンの室外機が動かないとき、実は故障ではなく、サーモオフや除霜運転などの正常な一時停止のことも多くあります。まず設定や電源を確認し、それでも動かない場合は故障を疑います。この記事では、正常停止と故障の見分け方、自分でできる確認、修理費用の相場と買い替えの目安を解説します。

エアコンの室外機が動かないときに最初に確認すること

故障と決めつける前に、次の点を確認してください。

手順1:設定温度と運転モードを確認する

冷房で設定温度が室温より高い(または暖房で低い)と、室外機は動きません。設定温度を下げ(暖房なら上げ)て様子を見ます。送風モードや除湿では室外機が回らないこともあります。

手順2:しばらく待ってみる

設定温度に到達すると室外機は一時停止します(サーモオフ)。また冬の暖房中は霜取り運転で数分止まることがあります。10分ほど待つと動き出す場合は正常です。

手順3:ブレーカーと電源を確認する

室内機も含めて反応がない場合は、ブレーカーが落ちていないか、コンセントが抜けていないかを確認します。ブレーカーが落ちている場合はブレーカーが落ちる原因と対処法も参照してください。

手順4:室外機の周りを確認する

室外機の吹き出し口の前に物が置かれていると、放熱できず停止することがあります。周囲の障害物を取り除いてください。

エアコンの室外機が動かない原因

症状別の原因と対処の可否は次のとおりです。エアコンは室内機と室外機が連動して動くため、室外機だけが止まって見えても、実際は正常な制御による停止であることが少なくありません。

症状 考えられる原因 自分で対処
しばらくすると動き出す サーモオフ・除霜運転(正常) 可(待つ)
室内機も含め無反応 ブレーカー落ち・電源トラブル
ファンから異音がして回らない ファンモーターの故障 不可(業者)
唸るが始動しない・すぐ止まる コンプレッサー・基板の故障 不可(業者)

原因1:正常な一時停止

設定温度への到達(サーモオフ)や暖房時の除霜運転による停止は、故障ではありません。多くの「動かない」はこれが原因です。

原因2:電源・ブレーカーのトラブル

ブレーカー落ちやコンセントの抜けで、室内機ごと動かなくなります。復旧すれば動きます。

原因3:ファンモーター・コンプレッサーの故障

「ガラガラ」「キュルキュル」の異音の後に止まる場合はファンモーター、「ブーン」と唸るだけで始動しない場合はコンプレッサーの故障が疑われます。これらは専門業者による修理が必要です。異音全般はエアコンから異音がするときの原因別対処法も参考にしてください。

自分でできる対処法

設定を見直して待つ

冷房なら設定温度を下げ、10分ほど待ちます。サーモオフや除霜運転なら、自然に運転が再開します。

電源をリセットする

エアコンの運転を止め、コンセントを抜くかブレーカーを切って1分ほど待ち、再度通電します。一時的なエラーであれば復帰します。

室外機の放熱スペースは性能に直結します。吹き出し口の前は20cm(200mm)以上、背面は5cm(50mm)以上あけるのが目安です。周りに物を置かず、直射日光が強く当たる場合はすだれなどで日よけをすると、効率が上がり停止しにくくなります。

注意点・やってはいけないこと

室外機の内部(ファン・基板・配管)の分解や修理は、感電・けが・冷媒漏れの危険があるため行わないでください。掃除や確認の前は、必ず運転を止めてコンセントを抜くかブレーカーを切ってください。

  • 室外機の内部を分解・修理しない
  • 掃除・確認前に電源を切る
  • 室外機の周りに物を置かない(放熱を妨げる)
  • 高圧洗浄機で室外機内部を洗わない(基板の故障の原因)

業者を呼ぶ目安

次に当てはまる場合は、エアコンの修理業者へ依頼してください。

– 設定・電源・待機を試しても室外機が動かない
– ファンから異音がして回らない(モーター故障)
– 唸るだけで始動しない・すぐ止まる(コンプレッサー故障)
– 冷えない・効きが極端に悪い(冷媒漏れの疑い)

修理費用の目安は次のとおりです。

内容 費用の目安
自分で確認・リセット 0円
ファンモーター交換 1.5〜3万円
ガス(冷媒)漏れ修理 2〜5万円
コンプレッサー交換 8〜13万円

エアコンの寿命は約10〜15年です。10年以上使っていて高額な修理が必要な場合は、買い替えのほうが経済的なことがあります。

まとめ

  • 室外機が動かない多くの原因は、サーモオフや除霜などの正常停止
  • まず設定温度・運転モード・電源・障害物を確認する
  • 異音の後に停止=ファンモーター、唸るだけ=コンプレッサーの故障
  • 内部の分解修理は危険なので行わない
  • 修理はファンモーター1.5〜3万円、コンプレッサー8〜13万円が目安

正常停止か故障かを見分けることが先決です。設定・電源を確認しても動かず異音がする場合は、無理に使わず専門業者へ相談してください。真夏や真冬にエアコンが使えないと体調にも関わるため、早めの点検・修理が安心につながります。

室外機が動かないときのよくある質問

室内機は動くのに室外機だけ動きません

設定温度に到達したサーモオフ、または暖房時の除霜運転による正常な停止のことが多いです。10分ほど待って動き出せば正常です。それでも動かず冷えない場合は、ファンモーターやコンプレッサー、基板の故障が疑われます。

冬に室外機が止まるのはなぜですか

暖房運転中は、室外機についた霜を溶かす「除霜(デフロスト)運転」のため、数分間停止することがあります。これは正常な動作です。霜取りが終われば自動で暖房運転に戻ります。

修理と買い替えはどちらがいいですか

エアコンの寿命は約10〜15年です。使用10年未満で軽度の故障なら修理、10年以上または修理費が高額(コンプレッサー故障など)な場合は買い替えのほうが経済的です。省エネ性能の高い新機種は電気代の節約にもなります。

室外機が振動・異音を出すのはなぜですか

据付脚のゆるみや防振ゴムの劣化で振動が大きくなることがあります。また、ファンに落ち葉やゴミがからまっている場合も異音の原因です。周囲の障害物を取り除いても改善しない場合は、ファンモーターや内部部品の劣化が疑われるため、業者に点検を依頼してください。

室外機を長持ちさせる日ごろのケア

室外機は屋外にあるため、環境の影響を受けやすい部分です。次のケアで故障や停止を予防できます。

  • 吹き出し口の前に物を置かない:放熱を妨げると効率が落ち、停止や故障の原因になります。
  • 落ち葉・ゴミを取り除く:ファンやフィンにゴミがたまると異音や能力低下を招きます。
  • フィン(薄い金属板)を曲げない:変形すると放熱効率が下がります。掃除は柔らかいブラシで。
  • 直射日光・積雪を避ける工夫をする:日よけや雪よけで負担を減らせます。

室内機のフィルター掃除も、室外機の負担軽減につながります。フィルターが目詰まりすると冷暖房の効率が落ち、室外機に余計な負荷がかかります。2週間に1回程度のフィルター清掃が、エアコン全体を長持ちさせるコツです。

なお、室外機の内部洗浄や分解を伴う本格的なメンテナンスは、専門業者のエアコンクリーニングに任せるのが安全です。

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